ねじれ特性検査装置

自動車のクラッチディスクのねじれ特性を測定・解析するソフトウエアです。
測定装置ですが、ソフトウエアでは判定を行わず、データの記録と解析に徹しています。

特徴として、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)との通信による測定グラフのリアルタイム描画が挙げられます。
PLCにもグラフ描画機能がありますが、本システムは機械の動作速度が高速で、PLCでは表示処理が全く追い付きません。

PLCとパソコンの通信による接続は、技術的にもさることながら、精神的な壁があります。
通常、PLCプログラマの方はパソコンとの接続を嫌がる傾向にあるからです。
これは、通信によるトラブル発生時の切り分けの困難さ、通信部分のPLCプログラムの難しさによります。
弊社ではパソコン側が主体となって通信を行うように設計しており、PLC側はプログラムレスでの接続が可能です。
またメモリリンクでの接続を基本としており、PLCからは自己のデータエリアを読み書きするだけでパソコンとの通信が成立するようにしています。

このような接続のために、各PLCメーカーはパソコン用のライブラリを有償で提供している事が多いのですが、処理速度的に満足が得難い場合が多いです。
PLCメーカーは、PLCプログラマ、パソコンプログラマがそれぞれ自己の知識でプログラミング可能なようにライブラリを設計しており、それぞれが相手のシステムの特徴や通信の知識がなくてもシステムが構築可能なようにしています。
確かにそのようなライブラリを使用して設計を行うとパソコンプログラマは制御の知識無しにコーディングが可能ですが、PLCとパソコンが一体となって動作するような特殊な構成が難しくなります。

弊社ではパソコンプログラマが制御の知識を持つ事により、PLC側に歩み寄る設計を行っています。
パソコン側のプログラミングにPLCの知識が要求されますが、PLCプログラマの負担を最小にする形で、高速かつ一体的なシステムの提供が可能です。
これは、PLCは制御に徹するべきであり、パソコンはPLCでは実現不可能な機能を提供するために組み込まれるという考えによるものです。
PLCで処理可能なシステムにパソコンを組み込む意味はありません、PLCに出来ないことをパソコンが処理します。
パソコンはPLCと協力して問題を解決すべき立場であり、PLC本来の装置を制御するという仕事に対する負荷をできるだけ減らす事が必要です。

OSにWindows XP Embeddedを採用、EWFを使用し組み込み装置化されています。
(シャットダウン操作等が不要です)
インドネシア輸出用のため、画面表示の英・日切り替えが可能です。

検査画面
検査画面
特性編集画面
特性解析画面