トレーサビリティーシステム

半導体製造ラインのトレーサビリティを確保するために、製造設備からのデータを収集します。
製品毎の実装開始から実装完了までの工程情報の検索と、ロット単位での統計情報を得ることができます。

システムはサーバー及びサーバーモニター、クライアントソフトウエアで構成されています。
サーバーはDebian GNU/Linuxを採用し、RDBMSにPostgreSQL、サーバーサイドソフトウエアはRubyで構築されています。
サーバーモニターはサーバーの状態を示すためのWindowsソフトウエアでサーバーコントロール端末で動作しています。
クライアントソフトウエアは工場内の任意のPCにインストールできるWindowsソフトウエアで、一般ユーザーはこのソフトウエアを使用して情報の検索や取得を行います。

サーバーはクリーンルーム内に設置され、主要15工程(1工程に複数製造設備の場合もあります)について、製造設備のパソコンやPLC(プログラマブルロジックコントローラ)からLANでデータを収集します。
また、サーバーの隣にはサーバーコントロール端末(Windowsパソコン)が置かれ、Linuxの知識の無い方でもシステムのモニタリングと操作が可能になっています。
データベース等のメンテナンスはスクリプトで自動化されており、サーバーはメンテナンスフリーになっています。

クライアントソフトウエアでは、製品毎の製造履歴表及びロット管理表、統計情報、不良率推移、不良トレンド(パレート図)、工程毎の不良率推移等の検索及び生成、Excelネイティブファイルへの書き出しを行えます。
抽出後のデータの処理等はExcel上で行われるため、クライアントソフトウエアには印刷機能は搭載していません。

弊社ではサーバーOSについて、自由度がとても高い事、ライセンス体系が明確である事、継続性等の観点からDebian GNU/Linuxを多く使用しています。
OSの堅牢性については、各種大型システムでの採用例等が証明するように非常に安定しています。
また、OSライセンスフィーが不要であるため、システムのコストを下げる事ができます。
サーバーマシンは(米国本社が)Debian GNU/Linuxを正式サポートしている事から、ヒューレット・パッカード社製を使用しています。

システム構成

システム構成
クライアントソフトウエアでの製品情報表示
クライアントソフトウエアでの製品情報表示

クライアントソフトウエアでの帳票表示

クライアントソフトウエアでの帳票表示